JOC Jr.ジュニア五輪杯 U-15 1kmTTで田中駿埜が準優勝
本日7月17日㈯に松本市美鈴湖自転車競技場で開催された
JOCジュニアオリンピックカップトラック競技の
男子U-15 1㎞タイムトライアルで、今大会初出場の
上田市立塩田中学2年生の田中駿埜(美鈴湖ベロクラブ)が
1分16秒029の好タイムで準優勝を果たした。
詳しくは以下の通り。
最終結果と入賞者
Men U15 1km Time Trial – Finals / 男子U15 1kmタイムトライアル-決勝
優勝 内田 樂 京都 (京都向陽サイクルスポーツクラブ) 1:14.127
2位 田中 駿埜 長野 (美鈴湖ベロクラブ/塩田中) 1:16.029
3位 楠 侑磨 宮﨑 (宮崎ジュニアサイクルクラブ) 1:16.219
4位 河野 斗希 愛媛 (愛媛県自転車競技連盟ジュニアクラブ) 1:16.577
5位 應本 憲 埼玉 (立教新座中学校・高校) 1:17.449
6位 小林 悟也 福島 (あぶくまサイクリングクラブ) 1:18.277
7位 福永 航平 広島 (広島修道中学校) 1:19.589
8位 久貝 一心 沖縄 (カデナロケッツ) 1:19.812
(大会公式結果:クリックすると大きくなります)
〔田中選手のレースの模様〕
(参照元:Youtube/JCF)
※クリックすると田中選手のレースからとなります。
レースレビュー・レース後のコメント
この日、長野県勢最後の出走者となった田中駿埜(美鈴湖ベロクラブ/塩田中)
トラック競技を始めて半年、今回が2回目の公式戦出場に練習では見せない
緊張感を漂わせていた。
1㎞タイムトライアルは、美鈴湖競技場(333.3m)を僅かに3周回の短期勝負
得意のスタートを決めて一気に加速。そこから3周回我慢の走りを見せて
全国の強豪相手に準優勝を果たした。
スタート前はもちろん、自身初めての自転車競技全国大会準優勝の
表彰台に上がっても一貫して表情は硬かった。
レースレビュー 美鈴湖自転車学校の練習、今年デビュー戦となった国体・インターハイ長野県大会でも、あまり緊張している姿を見たことが無い田中だったが、流石に「ジュニアオリンピック」「初の全国大会出場」ということで、レースが近づくにつき非常に緊張している姿が伺えた。今回は過去の大会における持ちタイムを申告し「出場選考」が行われ、結果として田中は最終組でのホームからスタートという最も期待される出走順となった。 レースは得意のスタートを綺麗に決めると、現在の長野県Jr.選手の中で最も速い立ち上がりの半周から一気に加速して課題は残り1周の苦しくなってくる時間帯を迎える。しかし、課題の後半を大崩れせずにまとめるとタイムは自身が設定した1分16秒台でゴール。この時点で準優勝が確定した。
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レース後の談話 初出場ということで緊張した。課題としていた後半だが、やはり少しラップタイムを下げてしまった。今の印象としては、最後もう少し頑張れたとも思う。明日は陸上の北信越大会がリモートで行われるためそちらも頑張りたい。応援ありがとうございました。
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〔田中選手のレースの表彰式の模様〕
(参照元:Youtube/JCF)
※クリックすると田中選手の表彰式となります。
ようやく表情が緩んだのが、この日共に戦った選手・サポートとの記念撮影の時だった。
美鈴湖自転車学校の先輩達と共に、田中選手の初めての全国への挑戦は準優勝という結果で終わった。
〔画像:この日サポートの児玉空大(上田千曲)、1㎞出場の小松篤史(松本工)、1㎞出場の中島壮琉(松商学園)〕
田中駿埜(美鈴湖ベロクラブ/上田市立塩田中)
田中駿埜(美鈴湖ベロクラブ/塩田中学2年)
美鈴湖自転車学校の中でも、特に一生懸命練習している姿が印象的だった。
〔主な戦績〕
【出場予定種目:U-15男子1㎞タイムトライアル】
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田中選手にとって、初出場となった
自転車のジュニアオリンピック杯。
また、初めての自転車の全国大会は
堂々たる戦いぶりで準優勝となりました。
本人は、レース中のことを実は
あまり覚えていないと言っていたのですが
半年前に美鈴湖自転車学校に来て
初めてピスト自転車に乗った日から
ここまで非常に熱心に練習に取り組みました。
また、田中選手の背中を強く後押ししたのは
他ならぬ自転車学校の仲間たちで
この日、長野県の最終走者でしたが
先に走り終えた長野県の先輩選手達は誰も帰らず
田中選手のサポートをしていたのが非常に印象的でした。
今大会に出場して得た物は単に準優勝という
結果だけで無く、その他にも経験や仲間と云った
大きな物を得た大会となったはずです。
明日は本職の陸上で、北信越大会ということですが
長野県サイクリストの皆様には、田中選手を覚えて頂き
引き続き温かい御声援のほど
宜しくお願い申し上げます。
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