2018東日本学生トラック選手権大会2日目 長野県勢結果
2018年の東日本トラック選手権は二日目。前日に続きGWらしい爽やかな天気のもと松本市美鈴湖自転車競技場で各種目の決勝ならびに順位決定戦が行われた。この日の長野県勢の出走は3名で、昨日の予選を見事に通過した増田遼馬(信州大)がポイントレース決勝出場。惜しくもケイリン2着となった堀江省吾(信州大)が敗者復活戦。そして、今シーズン地元長野初見参となる園原昌樹(日本大:飯田風越卒)が男子1kmタイムトライアル決勝へそれぞれ出場した。結果は下記のとおり…
東日本トラック選手権 全公式リザルト(PDF)
大会二日目の長野県勢の結果
ケイリン敗者復活戦 出走:堀江省吾(信州大)
敗者復活戦も2着で敗退の堀江(信州大) 昨日に続いて僅差で1着を逃した。
男子1kmタイムトライアル決勝 出走:園原昌樹(日本大)
今シーズン初登場の園原は「1分9秒319」で15位
男子ポイントレース決勝 出走:増田遼馬(信州大)
先頭を牽引する増田(信州大)は序盤1ポイントをとるものの途中棄権
今大会の戦評
今大会の長野勢だが、信州大は飯山から三週連続の大会で疲れが見てとれた。しかしながら、夏のインカレ・秋の国体をピークに考えると春先に多くの試合をこなすことが試合勘を養い、強度の高いトレーニングに繋がっていく。今は肉体的にも精神的にも苦しい時期だがこの春が夏以降に繋がると信じて日々のトレーニングに励んで欲しい。
4年生増田(写真中央)と堀江が今季の信州大を引っ張る
また、ケイリン予選敗退後に堀江は自身のパフォーマンスについて「ここ数戦で最低だった」と語っていたが、初日のレースを観れば堀江が1着をとる時の試合展開に持込めていたし、二日目も本人が云うほどは悪く無かったように見えた。今後暫くは連戦・転戦が続くのでコンディショニング等も課題となり一時的に結果の出にくい期間を迎えるかも知れないが、長野県短距離のエースにはインカレ・国体も見据えて日々のトレーニングに取り組んで貰いたい。
初日・二日目と2着が続いた堀江(信州大)だが、シーズンはこれから。
一方の日本大勢は、中村吉伸(松本工卒業)の体調不良には県関係者は皆一応に期待していただけになかなか手厳しい声もあったが、それだけ期待も大きかった裏返しでもあるので体調を整え次回はしっかりとその姿を県関係者に見せて欲しい。園原昌樹は合宿明けの疲れをおしての出場となったが「今年は3年生にもなり少しずつ時間的な余裕も出て来て、重いギアも踏めるようになっている」と明るく語ってくれたのが印象的だった。園原もインカレ・国体と目指すところはまだ先にある。昨年負傷した膝の回復も含めて今シーズンの活躍に期待したい。
出走を待つ園原(日本大)今シーズンのさらなる成長に期待。
がんばれ、信州サイクリスト!!
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