サイト再開
自転車界の皆さんからも、事前に沢山メッセージを頂きましたが
3月25日のお昼過ぎに無事に関西遠征から帰ってきました。
何か色々なものが複雑に絡まってるので、今日は久々にフリーで書きます!
ホントはスコアブックを見ながら1球・1球を語りたいのですが
また「ベースボール長野」と揶揄されそうなので止めておきます。
さて、今回ですが
二つ思い出したシーンがありました。
一つは91年の「広陵v松商」のこのシーン。
当時は授業を中断してクラス全員で応援していた記憶があります。
(この試合も語ると朝まで語りそうなのでやめておきます。)
もう一つは、1988年の「上田東v広島商」の
延長10回に、上田東の滝沢投手の191球目が
レフトに上がった瞬間。これは三塁ベンチの裏で見ていたので
今でも、あの瞬間がフラッシュバックします。
あの時は、小学生でしたが
翌日の広島の主将?監督?の話し新聞で見て衝撃でした。
試合前の練習を見ていて、上田東の選手の特徴を把握していた。
だからサヨナラのプレーは、ギャンブルスタートでは無い
狙っていたプレーだったと…
それは、本当に衝撃的で…
強豪とはこういうものか?
「ソツが無い」とはこういことか?
今でいうところの「情報リテラシー」と「判断能力」の重要さは
技術以上に大切なことなのかもしれないと
子供心に胸に刻まされたことを強く思い出させられました。
今大会に関しては、色々と報じられていますが…
自分が最も悔しいのは、例えば、自分が選手やベンチのメンバーとして、
監督としてグラウンドにいても、最後のワンプレーを予期して
避けてやることが出来なかった。
頑張っている投手におそらく声をかけてやることも出来なかった…
これが本当に無念です。(自分もまた冷静な判断を出来なかった)
これは、自分の日常にも通じるところです…
少し専門的ことを言えばチームが「集団極性化」に傾いている時に
しばしば起こる心理的な「シフト状態」を回避できなかった。
様々な他の要因が組み合わさっていたにしても、この兆候は数回前から見てとれた…
※これを書いていて今思ったのだが、事態が起こってから
今この場所で「やっぱりこうなったか」と思うようではダメで!
今になってそう思うなら、ナゼ兆候を感じた時に早めに手を打たなかったのか?
自問自答して改めて猛省してます。
自分にとっても、負けて学ぶことが沢山あった試合でした。
負けは、勝ち以上に本当に多くのことを学ばせてくれます。
これはどのスポーツでも一緒です。
それでもやっぱり悔しい!
悔しくて、悔しくて…
試合後、球場から離れられずに気が付いたら一時間近く歩き続けてました。
(因みにそれを「未練」と言い、女々しい行為だと言われましたが…)
悔しくて、悔しく1時間くらい球場の周りを歩き続けて
気が付いたら誰もおらんし、日が沈もうとしていた…(笑)
そんな訳で最後に…
冒頭の1988年上田東高が敗戦した翌日のスポニチ?サンスポ??に
作家阿久悠が「大魚の夢」という、上田東ナインに向けたエッセイを書いていて
それが今も心に残っているので紹介します。
幻の一勝も善戦健闘が事実であるだけに悔しさは増すのであろう
全力でぶつかって、緊迫の熱戦を繰り広げた
そして、勝利と同じ価値の敗戦という評価を得たがやはり同じではない
今年の夏の甲子園はもうないのだから…
大魚を逃した上田東の選手の悔しい心情を汲みながら
エッセイはこう終わります。
人の記憶は記録を超えることがあり
記録は敗者でも、記憶ではすがすがしい勇者として鮮やかに残り続ける…
得難い教訓と、一生忘れられない記憶。
選手・応援団・学校関係者には本当に感謝です。
そして、敗戦の中にこそ
学ぶべきがあることを
改めて知る良い機会となりました。
自転車関係者の方からも数多く激励を頂き
本当にありがとうございました。
久しぶりに全国の野球関係者と会えたことも良かった!
そんな訳で、帰ってきたら
自転車関連のメールは、あちこちから沢山来てるし
自転車学校の申し込みも多数もらってる。
疲れて寝てたら、某自転車雑誌に電話で叩き起こされるし(怒)
やることいっぱい!たまってます。
一つずつやってきますので暫くお待ちください。
野球ファンから、イチ自転車ファンにもどります!
道の険しさから「夏も頑張れ!」なんて簡単には言えないけど
選手達は本当に良く頑張ってくれました。
結果は本当に残念だったけど、誇りに思います。
この挨拶フリートーク、2・3日したら消しますね
自分がいない間のインフォメーションが沢山あるので…
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