もくじ
「第44回春のセンバツ高校自転車」Live中継のお知らせ。
いよいよ明日3月19日より、日本自転車界に春を告げる
第44回全国高等学校選抜自転車競技大会が
福岡県久留米競輪場で開幕します。大会は全4日間の日程で開催され
最終日の大会4日目は、大分県のオートポリスサーキットにて
ロードレースが開催されます。
長野県からは、「松本工業高」「松商学園高」の
2校2名が出場し、全国の強豪に挑みます。
今大会は無観客試合となりますが、例年どおり
YoutubeにてLive配信が行われます。
配信時間、見どころについて詳しくは下記の通りです…
※なお、現状でLive配信はトラック競技のみの予定だそうです。
《長野県出場選手の紹介・長野県予選の模様》
大会スケジュールはこちら。(PDF/全国高体連自転車専門部)
スタートリストはこちら。(大会公式HPより)※当日要確認
大会初日 3月19日㈮
(参照元:Youtube/日本写真判定株式会社)
3月19日㈮13:00より
【大会初日みどころ】
変更:大蔵こころ選手(松山城南高/赤穂中学)の出場種目が
「個人追い抜き」から「500mタイムトライアル」へ変更になっています。
大会初日、長野県勢に出場者はいないものの、赤穂中学から単身インターハイ3連覇を果たしている強豪松山城南高校へ自転車留学中の大蔵こころ(松山城南高2年)が【女子2㎞個人追い抜き予選】に出場する。大蔵は一昨年、松本市で開催されたJOCジュニアオリンピックU-15のこの種目で優勝。昨夏のインターハイ代替全国大会でも4位入賞を果たしており、今大会でも表彰台が期待される。
予選には16名が出走、予選タイム上位2名が決勝へ進出、予選タイム3位・4位がプレーオフ(3位決定戦)を行う。このレースの注目として「3分40秒」が一つの指針となり、例年40秒を切れる選手が表彰台争いをする。昨年コロナで大会が中止となったため、新3年生の大蔵選手にとっては最初で最後の春のセンバツ挑戦となる。
【放送予定時間】
女子個人追い抜き予選 14時50分ころより
昨年のJOCジュニアオリンピックでは3位となった大蔵こころ(松山城南/赤穂中出)
大会二日目 3月20日㈯
(参照元:Youtube/日本写真判定株式会社)
3月20日㈯10:00より
【大会二日みどころ】
大会二日目、長野県勢の先陣を切って13時ころより長野県高校自転車界中長距離のエースである中島壮琉(松商学園2年)が【男子1㎞タイムトライアル決勝】に出場。中島は1㎞TTの長野県大会で昨夏以降二期連続優勝を果たすなど、この種目を得意としている。レースは33名で争われる。先ずは「1分10秒台」をしっかりと切ることが上位進出への最低条件となる。
《追記》
中島選手は第9組ホームより出走、対戦相手は三重県代表の谷澤優貴選手(久居農林)となります。
スタートリストはこちら。
1㎞TTに出場の中島壮琉(松商学園)は、1分10秒を切り上位入賞を狙う。
15時からは、長野県高校自転車界のエーススプリンターである加科爽人(松本工高2年)が【男子6㎞スクラッチ予選】に出場する。予選は5組72名で争われ各組の上位4名が決勝へ進出する。毎回このレースは終盤までスローペース展開され、後半に激しい競り合いとなり落車などのアクシデントが頻発する傾向にある。それを嫌って残り数回から有力選手が活発に動き主導権争いを繰り広げる中で、加科選手がリスクを軽減しいかに勝負所で前方の優位なポジションにいられるか?が予選通過の鍵となる。
《追記》
加科選手は、【予選第1組】に出場(ヘルメットカバーは赤)となります。スタートリストはこちら。
今大会は比較的距離の長いスクラッチに出場の加科爽人(松本工)
終盤に予想される混戦からいかに抜け出し有利な展開を作るか?が
先ずは予選突破の最初の鍵となる。
また【女子4㎞スクラッチ予選】に、大蔵こころ(松山城南/赤穂中出)も出場。女子は2組29名で予選が行われ、各組の上位7名が翌日の決勝へ進出する。大蔵選手は、昨年のジュニア五輪の中距離種目ポイントレースで3位表彰台に上がっており、予選を通過する上で有力候補の一人であることは間違いない。ただ、女子のレースも終盤までスローペースで続いた場合は後半のもつれ合い・落車等のアクシデントに巻き込まれる可能性もあり、いかにレースの主導権を握りながら、自身にとってセーフティーな展開を作り出せるか?大蔵選手のレースマネージメントが問われるレースとなる。
【追記】
大蔵こころ選手の出走種目が、個人追い抜きから「500mタイムトライアル」へ変更となりました。出走時刻は9:20より、出走は第6組ホーム側から。バック側からは埼玉県代表の中島瞳選手(川越工)となります。同じくマウンテンバイク出身の二人の走り非常に注目の組となります。スタートリストはこちら。
昨年のジュニアオリンピックポイントレースでいきなり初回に5ポイントを獲得するなど
序盤から積極的にレースを展開した大蔵こころ選手(松山城南高)
今大会でもどうレースを展開して行くか?注目のレースとなる。
【放送予定時間】
女子500mタイムトライアル決勝 09:30より
男子1㎞タイムトライアル決勝 13:15ころより
女子・男子スクラッチ予選 15:00ころより
※当日の出走リストをご確認の上スタート時間をご確認下さい。
大会三日目 3月21日㈰
(参照元:Youtube/日本写真判定株式会社)
3月21 日㈰9:00より
【大会三日目のみどころ】
大会三日目は各決勝戦が行われる、大蔵選手がスクラッチで決勝に進出した場合は10時30分頃より、同じく加科選手が男子スクラッチで決勝に進出した場合は10時45分頃より決勝が行われる予定だ。両選手の予選での活躍に期待したい。
大会最終日 3月22日㈪
ライブ配信は現在の所、予定されていません。
(今後の情報は高体連公式HPを逐次ご確認下さい)
【大会最終日のみどころ】
大会最終日は、【男・女ロードレース】が行われる。9:15より行われる「女子ロードレース」には、大蔵こころ(松山城南高)が出走予定。大蔵選手は一昨年のインターハイで4位、国体では女子エリート選手と争い5位になるなどロードレースを得意としている。一方、10:45スタートの「男子ロードレース」の中島壮琉(松商学園)もヒルクライムを中心としたロードレースを得意としている。
今回は自動車のサーキットコースである「オートポリス」で行われるためロードレースの中では比較的平坦なコースで行われる。先ず女子の大蔵選手は、一昨年に富士スピードウェイで行われた全日本選手権で高速サーキットでのレースを経験しており、その際にも、速いレース展開の中でしっかり集団の中でレースを展開し最終スプリントまで脱落することなく、当時高校1年生ながらも大学生らを相手に9位入賞を果たすなどスプリンターでは無いものの十分に上位進出を期待することが出来る。一方男子の中島選手は登坂を得意するクライマーであり、どちらかというと得意なコースでは無い。しかし、終盤までは集団の中で足を貯めながら、後半での勝負どころで粘り上位進出をうかがいたい。
いばらき国体では、梶原悠未・上野みなみという日本代表選手を
抑えて5位入賞を果たした大蔵こころ(松山城南)
比較的平坦なコースでどんなレースを展開するか?注目が集まる。
どちらかと言えばクライマーの中島壮琉(松商:写真中央13番のキャップ)
この冬のトレーニングでどの程度、平坦が走れるようになっているか?
県内外の自転車関係者に一冬越えての進化をアピールしたい。
いよいよ春のセンバツとなります。
長野県関連の選手では
中島(松商)・加科(松工)
大蔵(松山城南)の3名が出場します。
新型コロナの影響で、新3年生となる
3名は皆が「最初で最後のセンバツ」となり
そんな選手達を是非応援して頂ければと思います。
そして、3名にとっては
夏のインターハイを見据えた戦いとなります。
各選手が現状どこまでやれるのか?
夏を見据えた戦いを悔いなく行ってきて欲しいと思います。
改めまして、県サイクリストの皆様には
信州の高校生に温かいご声援のほど
宜しくお願い致します。
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