〔告知〕長野県内における「当面のイベント開催基準の遵守等」についてのお知らせ。
今朝、色々とメールをチェックしていたところ
長野県からのお知らせで、特に気になったお知らせが来ていたので
周知を頂ければと思います。
さて、2月となり例年であれば様々な自転車競技大会
サイクリングイベントの告知がされる時期ですが、今年は
新型コロナの影響もあり、自転車イベントの開催告知が非常に遅れています。
自分の手元にも、幾つかのイベントの資料が来ているのですが
いずれも(仮)で主催者からの公式発表を待っている状況です。
そんな中で、県から「イベント開催基準の遵守に関する要綱」が届きました。
あくまで2月末までのガイドラインではありますが、改めて
今後、サイクリングイベント等を開催される
運営側の皆さんに長野県の基準を周知頂ければと思います。
イベント開催基準の遵守に関する要綱
先般、新型コロナウイルスの感染増大に伴い
一時は病床数がひっ迫し「県医療非常事態宣言」が発令されましたが
それも解除されて一応の落ち着きを見せ始めました。しかしながら
長野県としては当面の間(2月末まで)、イベント開催において
以下の基準を設け感染防止策の徹底を要請するそうです。
クリックすると大きくなります。
スタジアムの観客制限などは、全国ルールに準ずるとして
長野県ルールの特筆すべき点としては
『全国的な人の移動を伴うイベント』
『大規模イベント(1000人超)』
の開催を予定する場合は引き続き県に相談する。
この点を改めて御周知頂けますようお願い致します。
※個人的にも昨年、この辺りが不透明で自転車界全体に周知されていなかったと思います。
ショートコラム
新型コロナウイルスに対する地域の温度差の違い…
ご存じの方も多いかと思いますが、昨年断り切れない理由で大規模サイクリングイベントの運営側のボランティアをすることになりました。当時はお盆を前に新型コロナ感染者が増加傾向にあり、非常に判断が難しい状況でした。その中で痛感したことが、長野県内のサイクリングイベントは殆どが東京等のイベント企画会社などに運営を委託しています。また、多くの大型協賛企業・スポンサーが大都市圏にあります。 ここで強く感じたのが、運営会社側(都市部)と地元(地域自治体・団体)の新型コロナウイルスに関する意識の違いでした。 長野県側の人間として、運営側の話を聞けば「既に感染者が増加していて普通のインフルエンザのような感覚」で話しを進めてくるし、今度は運営側の人間として地元の話を聞けば「未だに非常にナーバスかつ繊細な問題」で異常なまでの拒否反応があった。特に、イベントを開催する近隣地域の行政の方から「常識を疑う」と自分宛に強い抗議のメールを頂きました。この時の調整役としての経験から…
・開催地域(長野県)の基準・ルールを明確にして周知・共有させておくこと。
これを強く感じました。ここ数日、東京圏の方・長野県内の都市部の方・長野県内の町村の方と電話でやりとりする機会が数多くあったのですが、新型コロナウイルスに関する意識の違いはより大きくなっているような印象を受けています。(都市部の方々はもうかなり新型コロナに関してオープンな印象を受けるし、長野県の町村部では依然として非常に根強い拒否感がある) 以前も記載しましたが、この件に関しては、どちらが正しいと云う問題では無く「コミュニティの成り立ち・役割」も違うし、「老人と若者の人口比率」も違います。この辺りの事情を運営側も地元もお互いに尊重してより良い方向へ向かって頂ければと思います。既に2月ということで、長野県内多くのイベント主催者が今年の開催について頭を悩ましている状況だと思い、急遽で記事にしました。
改めて長野県の現在のガイドラインを逐次確認の上で周知頂ければと思います。
|
長野県の自転車イベントの状況&新型コロナの最新情報はこちらから…
「自粛疲れ」「コロナ疲れ」と云う
言葉が徐々に出て来た昨今
世界的にみてコロナショックの
影響が少しずつ人の心に影響を与え
それが、大きなストレスとなって社会に
現れ始めているような気がします。
去年、自転車を通じて
人と人との間に入ってみて
痛感したのですが
中央・地方どちらの主張も正しい。
今この時も、イベント開催に
頭を悩ましている方がいるかと
思いますが、安全でより良い方向へ
話しが進んで行けばと思います。
関連LINK
新型コロナウイルス感染症対策について(長野県)
新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)
新型コロナウイルス感染症関連情報(長野県スポーツ協会)
|