頑張れ長野!インターハイ長野県代表選手の紹介
いよいよ8月4日より静岡県の伊豆サイクルスポーツセンターで2018年高校総体(インターハイ)が行われる。既にお知らせしたとおり長野県からは飯田風越高校・岡谷南高校・松本工業高校の3校が出場する。今回は各種目に出場する選手達の横顔をご紹介して行く。
長野県代表選手の紹介
男子スプリント
今大会、県勢のトップバッターは飯田風越2年生トリオの木下峻(飯田風越)。春のセンバツではオープニングロード57位。インターハイ長野予選・北信越大会共にスプリント5位での出場となる。直近では長野大会での記録「11秒779」が公式戦ベストタイムで先ずは予選でこのタイムを更新することが決勝を見据えての大きな指針となる。県勢のトップとして自己ベストの更新を期待。
飯田風越高2年生3人 自転車で全国総体出場へ https://t.co/d8N3lrjA8W
— 信毎web (@shinmaiweb) 2018年7月13日
男子4km速度競争
速度競争には、この種目の北信越チャンピョン青島冬弥(飯田風越)が出場する。初出場の春のセンバツではスクラッチに出場。実に5周回近く果敢な逃げを見せレース作るも勝負所で発生した落車に巻き込まれてしまい最終局面に絡むことが出来ず悔しい結果となった。インターハイでは持ち前の積極策で先頭責任を序盤で完了させてセンバツの課題となった最終局面での位置取りをしっかり行いセンバツの借りを返したい。
飯田風越2年生トリオ(山田・青島・木下)
速度競争もう一人は長野県大会でケイリン・ポイント・スクラッチの三冠を成し遂げた名門松工のエース中西竜歩(松本工)。長野大会では速度競争でも青島に続く2位、北信越でも3位に入ってのインターハイ出場を決めた。春のセンバツはケイリンに出場したが最終局面で動けず苦杯をなめた。しかし、長野大会では持ち前の爆発力に勝負強さが加わった。先日のインターナショナル杯ではオムニアムアジア王者の橋本、元ロードアジア王者の張敬樂(香港代表)とも対戦した経験を糧に出場出来ない他の3年生の想いも乗せ最後の夏に臨む。
両選手共に決勝進出に大きな期待がかかる。
中西竜歩(松本工業3年生)
3kmインディビジュアルパシュート(個人追抜き)
3km個人追抜きには長野県の個人追抜き・ロード・速度競争の三冠王者山田拓海(飯田風越)が登場する。直近2大会でのこの種目のタイムだが、優勝した長野県大会では3分33秒148と云うタイムを残した。この記録は2018年高校レコードランキングで6位となる好タイムで必然的にインターハイでの入賞が期待される。今や押しも押されぬ長野県高校「中長距離界のエース」に成長した山田の活躍に期待。
長野県高校中長距離のエース山田(飯田風越2年:中央)
1kmタイムトライアル
短距離で期待されるのが菊池岳仁(岡谷南)だ。長野県スピードスケートの有力選手であったバックボーンを活かし将来はプロの競輪選手を目指す菊池は春先の松本トラックから躍動。国体兼インタ―ハイ長野予選では200mで11秒063の好タイム、これは成年・少年を含めた全体の第1位となった。また同県大会の1kmで記録した「 1分07秒825 」は2018年の高校レコードランキング13位にランクされておりインターハイでの入賞も期待されいる。次代の長野県短距離界を背負うであろう菊池の活躍が期待される。
菊池岳仁(岡谷南高校3年生)
男子個人ロードレース
個人ロードレースは、春のセンバツと同じメンバーである青島冬弥(飯田風越)と山田拓海(飯田風越)が選ばれた。その春の選抜大会で1位と6秒差の15位でゴールをした山田は出場した1年生(現2年)の中で最上位の好成績を残した。また両名とも長野県大会となった2 days race in 木島平村ではコンソレーションレースながら社会人とも混走し6位・7位入賞を果たし、社会人大会でも遜色の無いレベルにまで来ている。まだ2年生で来年も期待されるが、県内には2年生に多くの有力ロード選手を抱えている。先ずはこのインターハイで全国レベルの選手の胸を借り全力で戦って来て欲しい。
県大会1位の山田(中央)と3位の青島(右側)
なお、全選手の出場日と時間帯についてはこちら
いよいよ高校生にとって最大のイベント
インターハイがやってきます。
3年生の中西(松本工)と菊池(岡谷南)には
これが最後の大会となります。
長野県を代表して戦う彼らに
熱きご声援をお願い致します。
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全国高体連自転車専門部(公式HP)
飯田風越高校自転車競技同好会(Twitter)
岡谷南高校(学校HP)
松本工業自転車競技部(Twitter)
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