「2019年全日本ロードレース選手権大会」《初日》長野県勢結果。
本日開幕したロードレース日本一を決める全日本選手権、「第23回全日本選手権個人タイムトライアルロードレース大会」「2019日本パラサイクリング選手権ロード大会」は、来年の東京五輪ロードレースのゴール地点となる富士スピードウェイで開幕。初日から長野県関係選手が活躍を見せた。
長野県勢の結果
男子U15+U17
1位 篠原輝利 (ボンシャンス) 19分20秒76
2位 渡辺耶斗 (Team FITE) 19分23秒78
3位 塩野順平 (VENTOS FRECCIA) 19分49秒54
29位 寺島京那 (長野県チーム) 24分00秒72
長野県代表ジャージで登場の「寺島京那」スタート前に細かくセッティングを行う。
長野県内の中学生として唯一の出場となった寺島京那(長野県自転車競技連盟)
寺島選手のレース後の談話 とても厳しいレースでした。 コースも難しく登りと、下りカーブに苦しめられました。 結果は残念でしたが、来年必ずこの舞台に帰ってきたいと思います。 |
男子ジュニア
1位 山田拓海 (飯田風越高) 18分22秒58
2位 津田悠義 (三好高校) 18分29秒28 +06秒70
3位 留目夕陽 (八王子桑志) 19分01秒46 39秒88
21位 青島冬弥 (飯田風越高) 20分19秒44 1分56秒86
27位 鈴木来人 (ボンシャンス/伊那北高)20分39秒57 2分16秒99
この日はボンシャンスのジャージで登場した鈴木来人(ボンシャンス/伊那北高)
強い逆風が吹きつけるホームストレートを力走する青島冬弥(飯田風越高)
悲願の全国大会初優勝は全日本選手権!山田選手(飯田風越)が
初めて日本王者の証「日の丸ジャージ」に袖を通した。
鈴木選手のレース後の談話 とても疲れるタフなコースでした。 登りは本当に難しく、前日の試走での予想どおり 風に苦しめられました。 明日もあるのでまた頑張ります。 |
青島選手のレース後の談話 (応援)ありがとうございました。 下りと平地で以外としっかり踏まないと 差が開いてしまうような感じがしました。 成績は中盤くらいでしたが、また明日頑張ります。 |
山田選手のレース後の談話 本当に(優勝出来て)良かったです! 昨日は難しいと感じたコースですが、今日は キーポイントの「急な登りと下りコーナー」を 思った以上に上手くこなすことが出来ました。 しかし、世界と戦う為にはまだ大きな差があります。 その差を少しずつ縮められるように頑張ります。 |
パラサイクリングC4-5クラス
1位 石井雅史 (イナーメ信濃山形) 21分23秒62
2位 沼野康仁 (VC-SPLENDOR) 27分22秒67
天候が悪化して行く中で見事な走りを見せ優勝を果たした石井雅史(イナーメ信濃山形)
石井選手のレース後の談話 急な登りと下り、強い風とテクニカルなコーナーを含む 非常に難しいコースでした。 21分23秒62秒というタイムはとても良かったと思います。 また頑張ります!応援ありがとうございました。 |
男子エリート
1位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 56’05″53
2位 岡 篤志 (宇都宮ブリッツェン) 56’17″17
3位 別府史之 (TREK – Segafredo ) 56’19″34
21位 筧 五郎 (イナーメ信濃山形) 1:05’35″52
27位 小室雅成 (イナーメ信濃山形) 1:06’33″87
降りしきる雨の中で力走を見せる筧五郎(イナーメ信濃山形)
最も天気の悪い時間帯の出走となった小室雅成(イナーメ信濃山形)
大会二日目の予定
大会二日目からはいよいよ本格的にロードレースが始まる。
二日目の予定と主な県勢選手は以下の通り。
6 月 28 日(金)【個人ロードレース】WJ+U17,MJ ,MU17+MU15(時間は暫定)
8:00~ WJ+WU17 個人ロード・スタート 54km(10.8km×5 周)
10:05~ MU17+MU15 個人ロード・スタート 64.8km(10.8km×6 周)
WJ+WU17,MU17+MU15 表彰式
12:10 MJ 個人ロード・スタート 119km(10.8km×11 周)
MJ 表彰式
16:30~17:15 MU23, WE+WU23 試走
《主な選手のコメント》
鈴木来人(Bonne Chance/伊那北高)
今日の山田拓海選手の優勝が非常に刺激になった。
明日は自分も狙って行きたい。本塁打か三振か…
積極的にレースを展開したい。明日はやります!
大蔵こころ(松山城南高/赤穂中学出)
今日、愛媛から現地入りしました。コースの印象は
非常にテクニカルなコーナーがあり難しく感じます。
明日は先ず転ばないように頑張りたいと思います。
メディアセンターより
今大会は、来年の東京五輪のゴール会場の「富士スピードウェイ」で行われています。セキュリティの都合上、中をお見せすることが出来ませんが、元々自動車の国際レースが行われる施設だけあり、デスクにはUSBやLAN・電源コンセントも完備され、非常に素晴らしい環境のメディアセンターを利用させてもらっています。
また、今年は大手のテレビ局・新聞社を始め各地域の地元メディアも集結し、主催者をして「過去最高の取材者数」とのこと、メディアセンターは非常に活気があります。長野県から来ているメディアがサイクリング長野(メディアと言っていいのか?)だけなのが少しさみしいですが、明日まで現地から全日本選手権の模様をお伝えしたいと思っています。是非、県サイクリストの皆様には長野県選手に温かいご声援を宜しくお願い申し上げます。
明日は大会二日目
男女のジュニア・ロードレースが
行われます。
初日で大活躍の山田選手の他
今年の長野県高校ロードチャンピョンの
鈴木選手、昨年の長野県高校新人王の青島選手。
さらに注目の
今年度「愛媛・四国の高校ロード女王」
大蔵選手も登場します。
是非明日も長野県勢に大きな
ご声援をお願い致します。