〔速報〕「2019年全日本ロードレース選手権大会」《大会二日目》長野県勢結果。

「令和6年 能登半島地震」で被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。度重なる報道を見ていると本当に圧し潰されるような感情が去来します。特に一昨年お世話になった能登島コミュニティセンターが避難所になっているとのこと…。いまこの時点で出来ることは多くありませんが、当サイトも皆様の御心に寄り添い、皆様と共にありたいと思っております。どなた様も引き続き余震が続いておりますので、先ずはくれぐれも安全にお過ごしください。〔1月5日〕 

「2019年全日本ロードレース選手権大会」《大会二日目》長野県勢結果。

 

  大会二日目を迎えたロードレース日本一を決める全日本選手権「第88回全日本自転車競技選手権大会ロードレース」は、《女子ジュニア+U-17》と《男子ジュニア》の2レースが行われ、今日も長野県勢が大会を盛上げる活躍を見せた。詳しくは以下の通り

 

 

女子ジュニア+U-17

 

女子ジュニア+U-17
距離:47km 出走:28名(完走者11名)

1位 岩元 杏奈 (日本体育大学)    1時間37分38秒
2位 渡部 春雅 (駒沢大学高)     1時間37分40秒
3位 内野 艶和 (福岡・祐誠高校)   1時間39分56秒
9位 大蔵こころ (松山城南高校/赤穂中出)1時間39秒59秒

 

この春から愛媛の名門「松山城南高」の門を叩いた大蔵こころは
1年生ながら見事な走りを見せ堂々の9位ゴールを果たした。

 

 

 

男子ジュニア

 

男子ジュニア
距離:63km 出走:79名(完走者24名)

1位 津田 悠義 (三好高校・愛知)  3時間04分05秒
2位 天野 壮悠 (千里高校・大阪)  3時間05分59秒
3位 大河内将泰 (南大楠高・かごしま)3時間05分59秒
20位 山田 拓海 (飯田風越高校)   3時間09秒05秒
DNF 青島 冬弥 (飯田風越高校)
DNF 鈴木 来人 (伊那北高校)
DNF 畑山 駿一 (上田千曲高校)

 

《レースレポート》

 レースは序盤からハイスピードの展開となり、1周目からペースについて行けない選手が続出した。そんな中で2周目辺りから畑山駿一(上田千曲)が徐々に遅れて無念のタイムアウト。レースは集団から誰かが仕掛けるとそれをチェックするという展開が長く続く。残り5周回でジュニア日本代表の津田悠義(三好高)と川野碧己(慶応高)の2人がアタックを決めてメイン集団と40秒の差をつける。メイン集団では山田・青島・鈴木の3名がしぶとく逃げを追うが、鈴木・青島と両足の痙攣に見舞われ無念のリタイア。逃げる津田選手は残り2周で独走となりさらに集団との差を1分と広げると、昨日TT優勝の山田選手もじりじりと順位を下げて苦しい表情を見せながら最終回へと突入。終わってみれば中盤から独走した津田選手は2位集団に2分近い差をつけて独走で優勝。山田選手は5分遅れの20位となった。レースが終わり暫く動けない山田選手の姿がこのレースの激しさを物語っていた。

 

序盤での集団のスピードに苦しんだ畑山駿一(上田千曲高)

 

りを集団の先頭で牽引する昨日のTT優勝者の山田拓海(飯田風越)

 

山田は要所で集団を活性化させる動きを見せた。

 

早い段階で足の痙攣を抱え非常に厳しいレースとなった鈴木来人(ボンシャンス/伊那北高)

 

集団後方で粘りの走りを見せていた青島冬弥(飯田風越)も足の痙攣により無念のタイムアウト

 


 

《各選手レース後のコメント》

 

 畑山駿一(上田千曲高校)

  序盤の早いペースについて行けなかった

  登りの比較的多いコースではあったが…

  夏以降、得意のヒルクライムで頑張りたい。

 

 鈴木来人(ボンシャンス/伊那北)

  序盤の早い段階で腰に痛みが出た

  脚の痙攣については、補給が足りなかったと思う。

  来年のシード権を獲りたかったが残念だ。

  インターハイ頑張りたい。

 

 青島冬弥(飯田風越)

  残念ながら最後は脚が攣ってしまいました。

  また次のレースを頑張りたいと思います。

  ありがとうございました。

 

 

明日以降の予定

 

6 月 29 日(土) 【個人ロードレース】MU23,WU23,WE(時間は暫定)

6:45~ 7:15  個人ロード 競技役員打ち合わせ 本部ピット
8:00~    MU23 個人ロード・スタート 162km(10.8km×15 周)
       MU23 表彰式 表彰場
13:15~          WE+WU23 個人ロード・スタート 140km(10.8km×13 周)
                       WE+WU23 表彰式 表彰場

 

6 月 30 日(日)【個人ロードレース】(時間は暫定)

6:45~ 7:15   個人ロード 競技役員打ち合わせ 本部ピット
7:30~ 8:15   試走
9:00~           ME 個人ロード・スタート 227km(10.8km×21 周)
15:00~      (予定) ME 表彰式: 表彰場

詳しくは大会要項を参照のこと(PDF:JCF公式)

 

レース後の富士スピードウェイ、明日からはいよいよU23&エリートのレースを待つ。

 

 

 

明日出場予定の長野県選手の談話

 

 佐藤大志・宇志兄弟(明星大学2年/下諏訪向陽出)

  調子は良いです。明日は頑張ります!

  応援宜しくお願いします。

 

 橋本嶺登(長野大学2年)

  先週のMTB妙高で落車して若干そのダメージが首に

 残っていますが、調子自体は悪く無いです。試走してみて

 コースのグレーチング部分が少し気になりました。

 明日は雨の予報なのでその部分を気を付けたいと思います。

 路面はドライでも若干滑りやすいかも知れません。また

 オイルが染み込んでいるような路面もあり気を付けたいです。

 また、初めて長野県代表候補にも選出してもらったので

 頑張りたいと思います。

 

 小出 樹(京都産業大2年/松本工業出)

 昨日、京都から到着しました。調子はまぁまぁだと思います。

 コースは想像と違って、登坂が多く、細くなる逆バンクや

 下りのコーナーも気になります。明日はチームメイトも多く

 出場するので、チームメイトと協力し助け合いながら走りたい。

 もちろん、チャンスがあれば積極的に上位進出を伺いたい。

 

 

以上が大会二日目の結果です。

今日はメディアセンターが早く閉まってしまい

簡易的な更新となります。

明日からいよいよU23とエリートが行われます。

サイクリング長野は、残念ながら

今日で富士スピードウェイを離れますが

引き続き、県勢選手と長野県から派遣の

大会役員・スタッフに温かいご声援のほど

宜しくお願い致します。

 

関連LINK

全日本選手権大会公式HP

日本自転車競技連盟

富士スピードウェイ